ドリルジャンボを利用して、トンネルの地山症状を予測・評価
平成26年度 準推奨技術(新技術活用システム検討会議(国土交通省))
DRISSとは、油圧式削岩機による岩盤の穿孔時において、各種作動油圧および穿孔速度の変化などから、穿孔区間の地山性状を予測、評価する探査方法です。
これは、いわゆる探り削孔と同様の手法で行われてますが、穿孔データを自動収録図示化することにより、これまでの経験に頼った地山評価をより定量的かつ迅速に行うことが可能になります。
探査概要
探査方式 | 油圧式削岩機による直接穿孔(さぐり削孔と同様) |
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探査距離 | 切羽前方20~40m区間 |
計測時間 | 準備・片付けを含めて2.0~3.0 hr程度(標準) |
解析時間 | 約2.0 h程度(速報は0.5 hr程度) |
備考 | 水抜きボーリングにもなる 現場重機・作業員による探査が可能(解析を除く) |
解析の流れ
CSV形式での出力も可能ですので、仕様に現場仕様に合ったデータを作成できます。
どのメーカーのジャンボにも搭載可能です。
探査結果の出力・地山評価
CSV形式での出力も可能ですので、仕様に現場仕様に合ったデータを作成できます。
どのメーカーのジャンボにも搭載可能です。
DRISS View
複数の探査データを3D表示で比較検討
- 地山性状が一目でわかる3次元表示
- 対象地山(脆弱層等)の走向・傾斜の推定が可能
- AGFやロックボルトのデータ表示が可能
- TBM断面にも対応